TSUJI-LAB.net

人材育成の観点から「経営」「教育」「メディア」について考えます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

日本人はニュースに対して受身な国!?

◆ニュースは双方向で議論されているか IT技術の進展により、誰もが情報の発信者になれると言われて久しくなりました。手軽に機材やソフトが手に入るようになり、技術さえあれば、プログラミングをしてサイトを開設し、記事や動画を編集し、インターネット…

本を企画するときに考える5つのこと

◆本の企画の実践知◆ 新聞社を退職してから、私は本を編集する仕事をしてきました。ジャンルは学習要素を含んだビジネス書です。 記事と本は、同じ文章を扱うという意味では親和性が高いのですが、情報量が全く違うので、それに伴って視点が異なります。 さら…

フェイクニュース現象に見る「ニュース本来の役割」とは!?

■フェイクニュース現象 最近、事実に基づかない内容がニュースとして発信される「フェイクニュース」の問題が話題になっています。米大統領選でのデマの発信によって発砲事件を引き起こした「ピザゲート」事件や、英国のEU離脱の際の誤った拠出金額を公約…

東大生、トップアスリート……。あらゆる分野で「一流」と呼ばれる人の共通点とは!?

気が付けばもう5月。急に暑くなってきました。つい先日、と言っても3月ですが、大学院修士課程を修了しました。激動の2年間でしたが、何とか走りきることができました。 振り返ってみれば、高校時代はサッカーの名門校でプロ入りするチームメートを間近で…

あの日の記憶。記者として震災に向き合った忘れられない1日

東日本大震災から6年が経ちます。 2011年3月11日の発生当時、私は近畿地方のある新聞社の支局で、沿岸部に押し寄せる津波の警戒をしていました。電車などの交通機関がどれくらい乱れているのか、片っ端から電話をかけて取材をしていました。 そんなとき、「…

文章のフォークボールの投げ方!?池上彰・竹内政明著「書く力」を読みました!

池上彰さん、竹内政明さんの対談形式で進む新書「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」を読みました。 テレビでお馴染みの元NHK記者の池上さん、読売新聞の一面の下にある「編集手帳」を担当されている論説委員の竹内さんによる本が、朝日新聞出版から出さ…

間違った情報で文章を書かないために気をつけるべき5つのこと

技術の進展とともに、年々、情報発信が身近なものとなっています。ネット空間を中心に玉石混交の情報が渦巻いているなかで、最近、DeNAの運営していたサイトなどで、誤りのある記事による情報発信が問題となりました。デジタル情報が溢れかえっていますが、…